7/15の更新と白雛の恋

更新


雑談

竹内です。Bambooothでも正解です。
一週間前は多少マシになった暑さも最近またぶり返してきましたね、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ひと月越しの更新告知です。そして先日のイメージカクテルレポですでに話題に出していましたね。白雛と梅桃の話でした。

カップリングのようなそうでないような、不思議な関係の二人です。
白雛の言う(倫理観のスッ飛んだ、エッチな意味の)『お友達』ではなく、かといってそれを「友達」と称すには近すぎて、「恋人」と称すにはあまりにも受容を放棄している関係。

おそらくは理解しようというほうが難しいのでフィーリングで楽しんでいただけると幸い。

追記以下、創作語り。
『アプフェルバオムに伝う愛』読了済推奨。「白雛の恋について」。


「白雛の恋について」

 「お友達」に落ち着いた二人の関係は、その一部はだったんだと思います。
 白雛の、最初で最後のでした。それでいて最初で最後の友人でした。

 対等な関係というのは血液から情報を得る吸血鬼にとって非常に難しいことです。同類の、吸血鬼同士でしか成り立たないといっても過言ではないその関係は、白雛があまりにも平等に優しく、画一された(ある種機械的と言っていいほどの)美的感覚を所持している【伝承書姫】ビブリオ・プリンツェシン『愛持たぬ姫』ゼーユングフラオであるが故に吸血鬼同士でも困難な状況でありました。(もっと描ければよかったんですが! 二人きりの世界であることを強調したくてですね!?)
 そんな中、同じ【伝承書姫】である梅桃がようやく、「そういう性質の名前を持つ」ことを真に理解できた。「対等に関わろう」という意志を持って友人になったのは結局のところ、白雛にとっては梅桃だけだったのです。

 その唯一対等な関係から梅桃を特別にしてしまうほど惹かれることにきっかけなどあるわけもなく、それは強いて言うのなら出会った時から、表面化したのは腕を掴んだあの日から、なのでしょう。

 白雛にとって「対等な関係」というのは=梅桃という存在そのものになっておりました。

 それは友情でそれは親愛でそれは恋愛だった。
 白雛から向けられた梅桃への感情を一番に知るのはただの一人の人間の少年です。はてさて。